服についてしまった脇の臭い。
取れない理由は生地に残った皮脂が原因です。
自宅にあるもので簡単に取る方法をご紹介します。
脇は臭くないはずなのに服の脇が臭う
肌着や長く着ている服など、「なんか脇が臭う…」ということありませんか?
私は軽いワキガですが、ケアをしているので脇自体は臭くありません。
脇の臭いをケアしているはずなのに臭ってしまう原因は、ワキガ臭が染みついてしまった服です。
この服がやっかいで、着ているときに胸元から臭いが立ち込めてきたり、電車で吊革につかまるときなど周囲に臭わないかとても気になります。
服に着いた臭いが取れない原因は皮脂
そしてこの服に着いた脇の臭いって洗濯してもなかなか取れないんですよね。
除菌・抗菌力が強い洗剤で洗濯しても、干してみると脇の部分に鼻を近づけると微妙に臭うツンとした嫌な臭いが…。
乾いて臭いが気にならなくなったと思っても、いざ着ると汗で臭ってしまう脇にウンザリします。
この服が臭ってしまう原因は衣類に残った皮脂です。
そのため皮脂を取り除くことが服の臭いを取るポイントとなります。
服に着いた皮脂の簡単な取り方
皮脂は油です。
皮脂汚れに強い洗剤も販売されていますが、冷たい水ではなかなか落ちにくいのです。
洗濯機に温水で洗う機能が付いていればそれを利用するのもよいでしょう。
他には洗剤を溶かしたお湯(30~35度程度)に1時間ほど浸け洗いしてから洗濯するのも効果的です。
でも実際それをするのは結構面倒…。
そこで食器用洗剤です。
食器用洗剤で脇の臭いを取る
食器用洗剤には除菌効果があり、冷たい水でも油汚れが落ちやすいよう設計されています。
これを使わない手はありません。
やり方はちょっと乱暴ですが、洋服の脇の臭いがする部分に直接洗剤をかけます。
そして水には浸けずに脇に行き渡るようちょっとくしゅくしゅして洗剤を広げます。
あとは洗濯機に入れて一緒に他の衣類と洗うだけ。
すると洗濯後、見事に臭いが取れていました!
皮脂を取れないハンドソープでは効果なし
脇の臭いは菌が原因でもあるので、除菌ができるハンドソープを同じように服の脇にかけて洗濯してみましたが、こちらは臭いが取り切れていませんでした。
やはり服に着いた「脂」を取るのがポイントのようです。
服についた脇の臭いを簡単に取るなら食器用洗剤
市販の洗濯用臭い取り洗剤では酸素系漂白剤で臭いが取れたという声が多く、そちらも使い勝手が良い商品です。
私は家にあるもので手っ取り早くどうにかしたかったので食器用洗剤を使いました。
生地によっては使えないものもあるかもしれませんが、簡単なのでぜひ試してみてください。
どうしても取れない服の脇の臭い…時にはあきらめて断捨離しよう
衣料用漂白剤、食器用洗剤、あれこれ試して消したはずの脇の臭い。
それでもどーーーしても臭ってしまうこともあります。
そんな時は諦めて断捨離することも必要だと最近思い始めました。
ずっと服の臭いを気にし続けるならいっそ新しく買った方が集中できる
服の臭いって気になるとずっと気になってしまいます。
一度臭った服を着ると、何となく「あれ?臭ってるかな?」と臭っていなくても気になってしまうことがあります。
そうなると臭いのことばかり考えてしまって仕事や勉強、デートなどいろんなことに集中できなくなってしまいます。
そこで思いました。
だったらいっそ新しいものを買ってしまった方がいいのではないかと。
実際、新しい肌着で過ごした日は臭いのことを気にせず気楽に過ごせました。
プチプラの肌着をワンシーズンごとに新調してしまおう
ワ●ールやグ●ゼなどのブランド品だとなかなか捨てづらいですが、最近ではネットで安くてかわいい肌着が手に入ります。
そういった安めの肌着なら、臭いが気になってきたときに思い切って捨てやすいです。
シーズンごとに買い替えれば保管もしなくていいですし、保管している間につく謎の臭いにへこむこともなくなります。
肌着だけでなく洋服もピタッとしたものは脇の臭いが付きやすいです。
そこで私がこっそりしているのが、気に入った服の複数買い。
複数枚買っておけば「臭いが気になるけどお気に入りだから捨てられない…」ということがなくなります。
脇が臭ってしまう宿命には断捨離力も必要
私は一度服を買うと同じ服をずーっと着るタイプです。
それも服の脇を臭わせてしまう一因になっています。
脇が臭ってしまう人にとって、時には断捨離し、臭いを放つ服と決別する勇気も必要だと思い知らされています。