あなたの喘息、そのままにしていませんか?
喘息治療薬は年々進化しており、喘息発作で救急搬送される方や亡くなる方は大幅に減りました。
そこには製薬会社の開発への注力と、多くの患者さんの治験への協力があります。
あなたもぜひ、新しい薬を試せる治験への参加を検討してみてください。
治験って?
治験は新しい薬が世の中に出回るために必要な臨床試験。
新しく市販される医薬品は、必ずこの治験が行われています。
治験は厚生労働省の承認を得て、専門医の指導の元、安全性に十分な配慮をしながら行われます。
病院や企業が参加者を募集し、健康上の問題がなく同意が得られた方のみ治験に参加しています。
ぜんそく治験に参加できる条件
今回のぜんそく治験に参加できるのは、次の条件に当てはまる方が対象となります。
- 20歳‐55歳位までの男女
- 気管支喘息の診断を受けている方
- 吸入ステロイド薬を使用中の方もしくは、軽度の発作を含め月2回以上認められる方
- 生活保護を受けていない方
- 健康保険証をお持ちの方
- 日本国籍の方
治験が行われるのは大阪(吹田)と新宿(四谷)です。
月1~2回の外来通院で、働きながらでも通いやすいよう土日や平日の朝夜も対応しています。
治験に参加するまでの流れ
AGAの治験に興味があり参加してみたい場合、次のようなステップで参加することになります。
- 申し込み
- 登録説明会:
治験がどんなものかを知るための説明会。
登録手続き。 - 健康診断(試験による)
- 治験説明会:
治験を実施する医療機関で詳細な説明を聞き、納得ができれば参加同意書に署名。 - 治験開始
申し込み・説明会はもちろん、薬・診察・検査の費用は製薬会社が負担するため無料です。
ご自身の喘息の症状をくわしく調べ、50項目の健康診断も受けられます。
治験に参加するメリットとデメリット
治験にはデメリットもあります。
参加する際にはその点も理解しておく必要があります。
- 治験薬、診察、検査などの費用がかからない
- 治験協力費・負担軽減費が受け取れる
- 新しい薬を試すことができる
- 医療に貢献できる
- 一般的な治療より来院回数や検査回数が多くなる場合がある
- 特定の病院に決められた時間に行く必要がある
- 薬効成分が入っていない偽薬(プラセボ)に当たる可能性がある
- 未知の副作用が生じる可能性がある
開発中の新薬を使うためリスクは0ではありませんが、健康被害が出ないよう検査を念入りにしたり、万が一の際に対応できる医療設備を治験施設では備えています。
喘息発作を治療中の方はぜひ「治験」も治療の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
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